マックイーンが草原をバイクで走っているシーン。
草地でテールをわずかに滑らしながら、どっちへ逃げようか考えているシーン。
何気ないようですが、隠れたテクニックを見た。ような気がした。
中学のときにトシ・ニシヤマさんのトライアルのハウツー本を、なけなしの小遣いで買ったあと、勉強を忘れて、トライアルにはまってしまった。
このころのトライアルはベレー帽をかぶって、長靴でブルタコにのってというスタイル。
どことなく貴族的イメージがあった。
サミーミラーやランプキンの乗っていた流れるようなスマートさをもった モンテッサ もほしいバイクでした。
中学生でバイクは乗れないので、バイク雑誌をみて、エルシノア、TL50がほしくてほしくて。
結局大学生になるまで親の反対もあり乗れなかった。
先に車の免許をとって、そしてバイク。
初めて買ったのがTL125の中古。すぐに、DT125、XL250、XL250S、TLR200、TY250へと進みました。公道バイクなので極限まで改造して、生駒テックに通っていました。
みようみまねの楽しい日々でした。
いかに低速トルクをだすかに凝っていた時代。
黒山さんや伊藤さん、山本さんが全日本全盛期でした。

そんなこんなで、仕事に就き、パイロットになったので怪我でもすれば職を失うとばかりに、バイクから足を洗ったのです。
そして現在、久々にテレビでトライアルを見ての感想・・・「なんじゃこれは」 でした
ライダーは、ピョンピョンと岩の上を跳ね回るようなライディング
昔からするとまったく奇妙な走り、というか サーカスみたいな どう考えても 行けないやろうというところを飛んでいく。これは、きっと命がけのスポーツになったなあ。
グリップ走行で、グリグリとよじ登っていたような泥臭いイメージではなく、いたってシャープ。
でも おじさんは昔のノスタルジックなのんびりムードのトライアルが好きなのです。
こけても、イタタ ですむもんね。
また、やりたいなあと機会を狙っていますが、国産でトライアルバイクの公道走行できるものはないので、残念です。
ぜひ、メーカーも復活してほしいな。
おじさんのような ノンビリズムトライアル車を。

